エグゼクティブ・デシジョン


ダイ・ハード」を製作したジョエル・シルヴァー
ビルよりももっと狭い飛行機の中で起こるアクション映画。
出演はカート・ラッセルスティーヴン・セガールハリー・ベリー


アテネワシントンD.C.行きのジャンボジェット機
テロリストたちにハイジャックされた。
米陸軍情報部顧問のグラント博士(カート・ラッセル)は
世界一殺傷力の強い毒ガスを盗んだ彼らは、
ワシントン攻撃を狙っているのではないかと推測する。
アメリカ軍は、化学兵器がワシントン上空で使われる事を恐れ、
ハイジャック機撃墜の検討に入った。
そんな中、軍事技術研究員からの提案で、
まだ実験段階にある空中輸送機を地上8000mの地点で
ジャンボ機とドッキングさせ、特殊部隊を機内に送り込むことを提案する・・・


公開当時、自分は観に行きました。
スティーヴン・セガールが好きだったからです。

ええ、ビックリしました。あんなことになるとは。
当時スティーヴン・セガールはかなりのネームバリューでした。
それに比べ、カート・ラッセルハリー・ベリー
正直今ほど名は売れていなかったように思います。
(今では逆転してしまった感がありますが)

なのに、なんでなんで! って思ってしまった。
(スミマセン、詳しく書けなくて。詳細は実際に見てください)
だから最初に見た時はあまりいい印象はなかったのですが
改めてみると、「あら、なかなかおもしろいじゃん」


空の「ダイ・ハード」といわれればそうですね、そんな感じです。
狭い飛行機内でどれだけ犯人側に知られないように
動き回るか、そして調べ尽くすか、毒ガスはどこにあるのか、
爆破装置は止められるのか、爆破のリモコンは誰がもっているのか・・・
次から次と問題が山積して、また問題が出てくる。
おもしろいです。


それにしても、この映画の5年後に
映画そっくりにアメリ同時多発テロが起きました。
ハリウッドもこれを機に考えさせられたと思います。





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