ハッピーフライト

「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の矢口史靖監督が
航空業界の舞台裏を題材に描いた映画。
出演は田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか、吹石一恵、田畑智子、寺島しのぶ、
笹野高史、田山涼成、ベンガル、小日向文世、柄本明、岸部一徳など。

機長昇格を目指す副操縦士（田辺誠一）は、実務の最終試験を迎えようとしていた。
ホノルルへ向かうフライトの予定だったが、急遽試験官となる機長が変更になった。
やりやすいと思われた機長（小日向文世）の予定だったが、
風邪のため厳しい機長（時任三郎）に変更になった。
一方、同じ便には国際線デビューとなる新人キャビンアテンダント（綾瀬はるか）も。
遅刻したうえ、何もかも初めてなので戸惑うことばかり。
定刻通りに出発したフライトだったが、トラブルが発生。
羽田に戻らなければならなかったが、関東には台風が・・・

オフィシャル・サイト
http://www.happyflight.jp/

いやぁ〜、見終わった感想はおもしろい！！！
矢口史靖監督の目のつけ所がいいというか、
この映画を通して、航空業界の裏側がちょっとだけかもしれないが、
いろいろ垣間見れた。
本当にトレビア的な要素がいっぱいで、

前半だけでも、「へぇ〜〜」が何回あったことか。
中でも驚いたのが「バード」。
空港での鳥を追い払う専門の職員がいるのだが、
空砲で追い払っているらしい。
それと管制塔の職員が以外にラフな格好は
どうなんだろう、多分嘘ではないと思うのだが。
それにカウンター係の仕事。
あれは見た目以上に大変な仕事だと
今回のこの映画を見てわかりました。

前半のコメディーに比べて後半は一転してパニックムービー。
昔よく見た「エアポート」シリーズににている。
最近では「アポロ１３」か。
危機管理の場面でどう対処するか。
これは社会人ならぜひ見ておきたい。
特に岸部一徳は必見。

一回飛行機を飛ばすのにこれだけの大人数の人が
関わっているというのが
この映画を通してきっと分かると思う。
それを思うと、エコノミーの値段って
以外に安いかもって思ったのは
自分だけではないはず。
特に飛行機ファンでない人にこの映画を勧めます。
絶対、飛行機や空港に対する見方が変わります。
オススメです！