中川前財務相「核には核で」
中川昭一前財務相は、北海道帯広市での会合で、
ミサイル発射を非難する国連安全保障理事会議長声明に反発して
北朝鮮が核開発再開を宣言したことに関連し
「純軍事的に言えば核に対抗できるのは
核だというのは世界の常識だ」と述べ、
日本として核武装を議論すべきだとの考えを表明した。
(Yahoo!ニュース引用)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090420-00000047-san-pol
今の日本は「平和ボケ」と言われてもしかたない気はする。
韓国みたいに徴兵制ではないし、
アメリカみたいにしょっちゅう戦争もしていない。
だからといって「核には核で」という発言は
前職とはいえ大臣経験者の発言ではないだろう。
もちろん北朝鮮に対し話し合いでというのもなら
それこそ「平和ボケ」的発言だが、
日本は世界で唯一の被爆国なのだから
それこそ後世に残すポリシーが
“非核三原則”だと思う。
世界に核を造らせない、残さないようにしたいなら
日本が率先して「非核の世界」を
実現できるように訴えるべきである。
そのためには、まずは
『持たず、作らず、持ち込ませず』
これを実行するのが大原則だと思うのだが。
開かれた「パンドラの箱」と核廃絶へのたたかい―原子力開発と日本の非核運動
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