ショーシャンクの空に


脚本家F・ダラボンが、S・キングの短編小説『刑務所のリタ・ヘイワース』に
惚れ抜いて作り上げた渾身の劇場監督デビュー作。
主演はティム・ロビンス、共演にモーガン・フリーマンウィリアム・サドラー


銀行の副頭取だった主人公(ティム・ロビンス)は、
妻とその浮気相手を殺した罪で刑に服した。
実は全くの無実だったが・・・
刑務所に入った彼は初めは戸惑っていたが、
彼の不思議な魅力で自然と仲間が増えてゆく。
20年の歳月が過ぎた時、
ある青年が入所してきた。
彼は主人公の冤罪を晴らす証拠を掴んでいた・・・


日本公開は1995年。
この年のアカデミー賞は『フォレストガンプ』が独占。
ショーシャンクの空に』はノミネートこそされましたが
1個も受賞はありませんでした。
しかし、公開当時ほぼ同時に両方の作品を観ましたが
圧倒的に『ショーシャンクの空に』ほうがよかった。
現に14年も経った今なおも
レンタル率が高い作品だそうです。
僕自身、何回観たか気がしれない。

最後のあの“オチ”がわかっていながら、
毎回清々しい気持ちになってしまう。
それに絶妙に組み込まれた脚本。
よくぞ、こんなにもできた脚本ができたものだと
本当につくづく感心させられる。


希望は失ってはダメだ
どんなに奪われても人の心までは奪えない


主人公のひた向きな生き方に何度も胸打つが、
果たして自分はどうなのかと毎回自問してしまう。
この映画は永遠に目標にしても
届きそうもない作品かもしれない。
無論、自分にとっては揺るぎないNo.1の映画です。


4月4日 20:00〜 BS11 衛星第2で放送予定




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