高橋尚子が引退会見


2000年シドニー五輪女子マラソンの金メダリスト、
高橋尚子が、引退記者会見を行った。
「本日を持ちまして引退を決意しました」と、引退宣言。
さらに、「3大会連続(マラソン競技)出場という
大きな目標を掲げてきましたが、体力の限界を感じ、
完全燃焼ができたので、さわやかな気持ちです」と語った。
Yahoo!ニュース引用)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081028-00000509-sanspo-spo


たぶん、高橋尚子を初めて見たのは、タイ・バンコクで行われた
アジア大会の時だったと思う。
途中からテレビで見たが、たった一人でレースをしているみたいだった。
終わってみれば当時の日本記録で、
しかも当日気温30度湿度90%のコンディションにも関わらず
42.195kmを走ったあとでも、それこそケロッとしていた。

凄い選手がでてきた。
本当にそのとき、そう思った。
その後の活躍はご存知のとおり。
シドニーオリンピックでは金メダルも獲得した。


彼女にとってそれがよかったのか、悪かったのか、
かえって精神的に負担がかかったのではなかったか。
勝つ喜びより、勝つことが当たり前に思われてきて、
プレッシャーに変わってきたのではなかったか?
あの、優勝後のQちゃんスマイルはもう見れなくなるが、
どれだけ、僕らは勇気を与えてもらったか。


ほんとうに、ありがとう。
そして、お疲れさまでした。



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