映画監督の市川準さん死去


CM界から映画界に進出し、「東京夜曲」「トニー滝谷」などを手がけた
映画監督の市川準さんが19日未明、死去した。59歳。
CMディレクターとして、「金鳥タンスにゴン」「禁煙パイポ
「ヤクルト・タフマン」「NTTカエルコール」などの作品を送り出した。
87年、女子高校生の青春像を描いた「BU・SU」で映画監督デビュー。
04年、「トニー滝谷」がロカルノ国際映画祭で審査員特別賞などを受賞した。
Yahoo!ニュース引用)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000048-mai-soci


市川準さんの映画は、CMとは違って
非常に静かで、淡々と流れる空気感が当時は新鮮で、
よく見ていた頃があった。
「BU・SU」「会社物語」「つぐみ」などなど・・・

特に「会社物語」では植木等『今の日本を創ったのは俺達だ〜』
と言って、地下鉄の地下の入り口に降りていくシーンは
今でも印象に残っている。
高度成長期に照らし合わせたクレージーキャッツのキャスティングは
見事で、その時点で映画は完成していた。


しかし、市川さんの傑作は何と言ってもコマーシャルだろう。
タンスにゴン」「禁煙パイポ」は流行語にもなった傑作!

『私は“コレ”で会社を辞めました』
一度見たら忘れられないインパクトのあるコマーシャルは
もう二度と見れないのかと思うと寂しい限り。
本当にご冥福を祈ります。




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