棄権の英雄・劉翔に容赦なし
中国のインターネットは、北京五輪陸上百十メートル障害で棄権した
劉翔を罵倒する声であふれかえった。
大手サイト掲示板に殺到する万単位の書き込み。多くが怒っている。
ライバルの強さを知る中国国民はもともと金メダルは難しいと見ていたが、
こんな形での敗北は想定外だった。
沸騰する掲示板にこんな書き込みがあった。
「異常な社会だ。非常に多くの中国人が、責任と義務を他人に押しつけようとし、
その人が成功すれば天まで持ち上げる。そのかわり、失敗すれば地獄に落とす」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080818-00000035-yom-int
人のふり見て、我がふり直せ
オリンピックは各国が代表選手に期待を背負わせているから、
その期待が大きければ大きいほど、
割れた時の衝撃はそれ以上に大きいようで。
確かに彼はアジアでは珍しい陸上短距離の金メダリストだから、
英雄扱いにもなるし、期待するのも当然といえば当然だが、
勝負は時の運だし、悔しいっていう思いは
誰より本人が一番よくわかっていると思う。
日本でも野口みずき選手が危険した時は、そうネットに書かれたのかな?
あまりチェックはしなかったけど。
人間としてあんな風にはなりたくないですね。
「責任と義務を他人に押しつけようとし、その人が成功すれば天まで持ち上げる。
そのかわり、失敗すれば地獄に落とす」
コワいっす。
- 作者: 横山宏章
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