北島選手に国民栄誉賞検討


町村信孝官房長官は15日午前の記者会見で、
北京五輪で2大会連続の2冠を達成した競泳男子平泳ぎの北島康介選手に
国民栄誉賞の授与を検討する考えを明らかにした。
授与が決まれば、2000年のシドニー五輪女子マラソン
金メダルを獲得した高橋尚子選手以来、16人目となる。
Yahoo!ニュース引用)


http://beijing.yahoo.co.jp/news/detail/20080815-00000064-jij-spo#0


北島選手に国民栄誉賞というのは、たぶんそれほど異論はないと思う。
これほどの偉業を成し遂げられる選手はなかなかでてこないと思う。
ただ、疑問に残るのが2点ある。
まず、なぜこのタイミングか?
まだ、全種目を終えていない段階で、外野が余計なことをいうのは
失礼ではないかと思うがどうだろう?
それに、2大会連続2冠という偉業だが、
柔道の谷はどうだろう、5大会連続メダルというのも大偉業だと思うが。
野村もしかり、3大会金メダルは偉業だと思うが、検討対象にもならなかったのか。
そもそも国民栄誉賞の基準がよくわからない。
確かに国民に広く知られた人に与えられるものだとは思うが、
本当にみんなが納得するかたちで与えているだろうか、
いや、勿論対象者は納得する人だろうけど、
対象外の人は??
もう少し選考基準を明確化してほしい。
でないと、政治手段の材料として使われてしまう
可能性がないとも言えない。



「北島康介」プロジェクト2008 (文春文庫)

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