ウォール街

一攫千金を夢見る若き証券マン(チャーリー・シーン)は
営業成績をあげようと必死だった。
業界の黒幕的存在ともいえるゲッコー(マイケル・ダグラス)に
なんとか取りこもうとして、父親が勤める航空会社の情報を流し、
見返りに大金をてにする・・・



監督は『プラトーン』や『JFK』など問題作を作り続けるオリヴァー・ストーン
出演はチャーリー・シーンマイケル・ダグラスの他に
チャーリー・シーンの父親役にマーティン・シーン(実際の父親!)
ダリル・ハンナ(なつかしい!!)


確か公開当時は20年前、バブル絶頂期だったように思う。
今回改めて見て、だいぶ当時と気持ちが違うのかなとおもいきや、
あんまり変わりないのには驚いた(パソコンや携帯には時代を感じたが)。
時がこれだけ経ってもやっていることはあまり変わりない、
お金に目がくらむのは今も昔も同じなんだなってのが、感想です。


最後にチャーリー・シーンが逮捕されて会社を出ていくシーン、
実に印象的で「これまでやってきたことが間違いだったんだ」ってのが
体で表してくれます。
ゲーム感覚で株を売り買いする、しかしそこにはその会社で
暮らしている社員やその家族もいる。
そこに、初めて気がついた! ってのが画面ににじみ出ています。


今見ても色あせていない映画です。



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