映画監督の市川崑さんが死去
「ビルマの竪琴」「東京オリンピック」などで知られ、
戦後の日本映画界をリードしてきた映画監督の市川崑さんが
肺炎のため東京都内の病院で死去した。92歳だった。(Yahoo!ニュース引用)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080213-00000981-san-ent
ぼくにとって市川崑監督は何と言っても『犬神家の一族』
角川書店が映画制作に乗り出した“角川映画”第一弾の映画が『犬神家の一族』だった。
当時小学生(だったと思う)の自分にとって
コマーシャルから流れてくる映像があまりにおどろおどろしく
しかもそのコマーシャルの量が半端じゃない!(当時としては異例)
映画そのものは公開当時は観なかったが、
その影響があってかその後、横溝正史の小説を読みまくった。
間違いなくそのお陰でメガネをかけるようになってしまったが。
あれから30年以上たつんだなぁって、ちょっと感慨深くなります。
もし角川映画がなかったら、もし『犬神家の一族』がなかったら
僕の人生はもしかしたら変わっていたかもしれない。
そう思うと、市川崑監督には深く感謝しなければならない。
心からご冥福をお祈りいたします