ザ・シューター/極大射程

海兵隊の狙撃手だった主人公が軍を除隊後、山中でひっそりと暮らしていた。
そんな彼の元に元大佐とその部下が訪ねてくる。
「大統領暗殺計画がある。遊説先の3ヶ所の中から
スナイパーとして何処が有力か特定してほしい」と・・・。
最初は断った彼だったが、やがて現場の監視まであたってしまう。
しかし、そこには巧妙な罠が。
彼は大統領暗殺未遂犯として全米に指名手配されてしまう・・・


オフィシャル・サイト
http://www.shooter-movie.jp/


ここまで書くと割と単純な痛快ドンパチ映画っぽく思えるけど、
実際は一筋縄ではいかない。
それもそのはず、原作は『このミステリーがすごい!』で1位に輝いた
スティーヴン・ハンターの小説『極大射程』。
この小説を読んだわけではないが、実際「原作は」面白いんだろうなと
想像はつく。
これをたがだか2時間で仕上げようとしたら、あらま消化不良になってしまった
こんな感じではなかろうか?
原作の面白さを伝えようとしているのか、
それとも映画そのものの迫力を全面におしだそうとしているのか
最後までよくわからなかった。
でもね、最後の最後はやっぱりハリウッド映画。
ほら、『そうこなくっちゃ』って終わりかたをします。


だったら、最初から徹底的にやればよかったのに、
って思うのですが、どうです?



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