朝青龍、涙の引退会見

現役引退を表明し、引退届けを受理された横綱朝青龍は、
師匠の高砂親方と会見を開き、時折涙を見せながら
「皆さんに迷惑をかけた。責任を感じている」
「相撲に対する悔いはない」と述べた。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100204-00000537-sanspo-spo


ようやく決着がついたと言うべきなのか?
それよりもなによりも歯切れが悪かった。
やった、やらない。
マネージャーだ、いや一般人だ。
示談が成立した、しない・・・など


これが自分らだったらどうだろう。
完全に社会人としての信用などなくなってしまう。
この年になればだいたいわかってしまうが、
物事をうまくごまかそう、ごまかそうとすればするほど
深みにはまってしまう。
だったら最初っから素直に話してしまったほうが
収まりがつく。案外そんなもんだ。


相撲協会も対応が遅い。
横綱相手だから腫れ物をさわるような扱いだが
もっと迅速な対応がほしかった。
最終的には横綱が自ら引退宣言したからよかったものの
もししなかったら・・・


貴乃花親方が改革したいと理事選に立候補したのもうなずける。
若貴”ブームを真に背負ってきた本人だからこそ
今の続落ぶりには危機感を感じているのだろう。
横綱が一人きりになって、
ますます盛り上がりにかけるかもしれない。
本当にこれからがまさしく『土俵際』といえるかもしれない。




大相撲タブー事件史 (宝島SUGOI文庫 A へ 1-85)

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