ザ・マジックアワー


監督・脚本は「ラヂオの時間」「THE 有頂天ホテル」などの
三谷幸喜監督。
出演は佐藤浩市妻夫木聡深津絵里綾瀬はるか西田敏行
小日向文世寺島進戸田恵子伊吹吾郎香川照之など。


港町を牛耳るギャングのボス(西田敏行)の
愛人(深津絵里)に手を出してしまった
ホテル支配人(妻夫木聡)。
ボスに知られてしまい、セメント漬けにされるところを
5日以内に幻の殺し屋“デラ富樫”を
連れてくることを条件に助かった。
しかし、“デラ富樫”はなかなか見つからず、
焦った支配人は映画監督になりすまし、
無名の俳優(佐藤浩市)を“デラ富樫”として
ボスの前で演じさせる計画をたてる・・・


オフィシャル・サイト
http://www.magic-hour.jp/


いやぁ〜、笑った。
もちろん予想は最初っからしていたが、
想像以上に笑った。
あの“佐藤浩市”が真面目に演ずれば演じるほど
もう腹を抱えて笑ってしまう。
あんまり笑いすぎて、次のシーンのセリフが聞き取れなくて
何度も巻き戻してしまった。


それにしてもあのセットは凄い!につきる。
今の映画監督であれだけのセットを組めるのは
そうそういないんじゃないだろうか。
そのためか、あまりにおしくなったのか
エンディングでそのセットの組立過程を流してくれる。
正直、この映画だけで終わりにしてしまうのは
もったいない気がするが、結局どうなったのだろう?


監督の映画に対する思いも、この映画によく現れています。
特に市川崑監督。
彼が映画監督としてこの中にでておられます。
その他にも色々な映画に対するオマージュが
あちこちちりばめています。


ストーリー展開とかかなり細かいことを言ったら
「そんな訳ないじゃん!」っていうところも間々あるけど、

コメディは笑ってなんぼです。
とにかく、笑えます。




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