本村さんが会見「正しい判決」

「正しい判決に心から感謝している」。
山口県光市の母子殺害事件で、元少年
死刑を言い渡した差し戻し控訴審判決後、
遺族の会社員本村洋さん記者会見し、
「これまで9年の歳月がかかったが、
遺族の求めた判決が下った」と語った。
Yahoo!ニュース引用)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080422-00000084-jij-soci


ひとまずはホッとしたニュースでした。
『ひとまず』とは、まだ完全に終わった訳ではなく、
高裁の判決なので、控訴もありえるからだ。
しかし、日本の裁判は長すぎる。
いや、早ければいいとは言わないが、
時間をかければ冤罪も少なくなるとは限らないだろうに。
むしろ、人の記憶があいまいになって、
裁判そのものが怪しくなってしまうのではないか?
ましてや、遺族や関係者なら早く終わってほしいと
願うのはあたりまえではないか?
無理に引き伸ばす弁護団もどうかと思う。
今回の裁判でも無理やり過失致死にもっていこうと、
誰がみても滑稽としか思えない理由をこじつけ、
どうにかして死刑を避ける作戦としか見えなかった。
こうなると、裁判の意味すら問われてしまう。


裁判員制度もいよいよ始まるが、
それ以前に検察官や弁護士もレベルアップしてくれなければ、
安心して裁判を迎えられるかどうか、疑問が残る。


とにもかくも、木村さんには「おつかれさまです」と言いたいです。