遠くの空に消えた

「GO」「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲監督が長年暖めてきた
オリジナル脚本のファンタジー映画。
それが謳い文句なのでちょっとは期待していったのだが・・・


役者が揃うまで制作できなかったという映画だったはず。
その役者というのが、神木隆之介であり、大後寿々花であり、ささの友間であったはず。
ささの以外は生きていないなぁ〜
そもそも脚本が一本化していない気がする。
セカチュー』のような伏線が最後に繋がっているようでもないし、
「GO」のように力強くもない。
良かったのはささのの演技と伊藤歩が綺麗になっていたこと。


画的には「Love Letter」の岩井俊二に似ているが
内容は下品な場面もある。
あの綺麗な映像で『牛のウンコ』はないだろう!
正直「GO」「世界の中心で、愛をさけぶ」のような映像でもいいと思うのだが、
ファンタジーというのを強調したかったのか。


僕の中では
リュック・ベッソンの「フィフス・エレメント
デヴィッド・フィンチャーの「ゲーム」に続き
巨匠3大ガッカリの仲間入りです、ハイ。
まぁ、どれも期待が大きかっただけにねぇ。


「遠くの空に消えた」 オリジナル・サウンドトラック [ めいなCo. ]