クライマーズ・ハイ
1985年に起きた日航ジャンボ墜落事故をめぐって翻弄される
地元の新聞記者たちの姿を描く社会派ドラマ。
ベストセラー作家・横山秀夫の原作小説を、
「突入せよ!『あさま山荘』事件」の原田眞人監督が映画化。
出演は堤真一、堺雅人、堀部圭亮、尾野真千子、西田尚美、
遠藤憲一、高嶋政宏、山崎努など
オフィシャルサイト
http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/climbershigh
1985年8月12日、乗客乗員524名を乗せた日本航空123便が、
群馬県多野郡上野村の御巣鷹山に墜落した。
群馬にある北関東新聞社の記者・悠木(堤真一)は、
事件の担当デスクに任命される。
事件現場は山奥の山頂付近。
現場取材もままならず、
大手新聞社とのスクープ合戦、
そして敵は社外だけでなく社内でも・・・
新聞記者の仕事を初めて見た、いや見せつけられた
そんな印象が見終わったあとでも、ずっと残っている。
“戦場”という言葉が正にはまっている感がした。
堤真一、堺雅人、堀部圭亮、遠藤憲一の
彼らの“バトル”はまさしく見物!
すげぇーって、思いながら見入ってしまった。
確かに実話の事件をベースにしたフィクションだが、
カメラアングルなどもそうだが、
ノンフィクション風に仕上がっていて迫力がある。
ただ、一点主人公である堤真一の
生い立ちや息子との関係がいまいちはっきりせず、
むしろここらは思いきりカットしてもよかったかなと。
原作を読んではいないので、
なんともいえないのですが・・・。
蛇足ですが、私が初めて飛行機に乗ったのが、
1985年8月13日です。
はい、日航ジャンボ墜落事故の翌日です。
それだけに、あの事故は忘れられません。